昨日のスポーツニュースなので取り上げていたところもあるので，
知っている方も多そうだが，
ついに，ついに八重山の高校が甲子園に出場できそうな運びになった．
日本最南端の高校として甲子園に出られそうなのは，
八重山商工高校．
秋の高校野球九州大会で，なんと決勝に進出を決めた．
ベスト4まで進めば，春のセンバツ甲子園への出場が当確なんだそうである．

ここを読んでいる人で八重山の事を知らない人はいないと思うけれども，
簡単に紹介すると，
八重山地方というのは，沖縄県において，さらに南西の端，
台湾に近いあたりの「石垣島」「西表島」を中心とした離島郡である．

甲子園での一時期の沖水の大活躍などで，
沖縄県の野球のレベルの高いことは，すでに知られる所になったのだが，
沖縄県の沖縄本島以外の離島が甲子園に出たことは，
意外なことにこの長い歴史の中一度もない．

実は，限りなく我が母校「八重山高校」が甲子園に近づいた事がある．
それは，高校一年，多分1988年かなぁ．
なんと，八重山高校は，沖縄県大会で決勝まで行った．
そして，決勝で沖水に惜しくも8-0で敗れ，甲子園への夢は潰えた．
しかし，これで一気に「八重山勢も甲子園は夢ではない」という機運は高まったのだ．

それから，苦節十数年．
やっと夢が叶おうとしている．
その夢を叶えるのは，母校の八重山高校ではないのだが，
そんなことを抜きにして，胸が高鳴るのを抑えることは出来ないのだ．

さてさて，八重山商工がどのようにして強くなって，
今回の栄光を手に入れるに至ったのかを書いているページがある．
ぜひ見て，八重山勢を応援してね♪