2022年01月18日
トンガの超巨大噴火の今後の影響

今回,
トンガの海底火山の爆発に伴って
空振および気圧の変化が原因と思われる
津波様の潮位変化があって,
一部地域に津波警報が出されました.
このことが大きく報道される一方で,
今回の大爆発で吹き上げられた噴煙は
約1万メートルの対流圏界面を軽くぶち破り,
成層圏2万メートルに達したとの情報も.
今後,これら噴出物のうち,
落下しきれなかった微小な粒子エアロゾルが
地球全球に広がり,太陽光を若干遮ることにより
例えば冷夏など平均気温を下げる気象異常に
至るかも.
こちらはあまりネタになってないような気が.
噴火が南半球であるとはいえ,
今後数年にわたり気候になんらかの影響を及ぼす可能性は
大いにあると思います.
よろしければ頭の隅にでもその可能性を
気に留めていただければと.
なんか,
いろいろ起きますなあ…
画像はNICTのひまわり8号リアルタイムwebの
赤外線画像より.