2020年09月28日
矢羽々澄子&ユウ スミワタル「いのちのひかり展」
素晴らしいアーティスト
ユウ スミワタルくんと矢羽々澄子さんの
「いのちのひかり展」を最終日に滑り込み!
@銀座てらす
.




.
ユウくんとは,
気がついたら長いお付き合いになっている.
.
よくライブをやっていた2000年代中期,
渋谷のTakeOff7や巣鴨の沖縄料理ハナハナハナ,
などでだいたい月6回ぐらいはやってた.
そんな中で,
月2で出てた大和のライブハウス「Hagin's Bφ」
対バンアーティストとしてユウくんと知り合った.
.
ちゃんと覚えてないんだけれと,
「ファンになりました!」と言ってくれたのかな?
.
以降仲良くなってちょいちょい対バンしたり,
時にはツーマンでライブをやったり.
楽しい音楽活動を続けていきつつ,
彼のいろんな局面を見てきた.
.
その後,
Hagin's Bφが無くなってしまって,
俺もライブをやる回数がぐんと減ってしまって.
お互い一緒にやる機会は減ったんだけど,
ありがたいことにSNSというテクノロジーによって
離れていながらにして繋がっているというか.
.
いろいろありつつも,
ときおり彼の前に進む姿は伝わってきた.
そして企画された今回の展覧会が,
「いのちのひかり展」
.
彼は心に大きな痛みを抱えていた.
これまでも断片的に話を聞いてきたけれども,
彼の最初の恋人だった「矢羽々澄子」さん
彼女はとてもステキな絵を描く画家さんで,
天才的なセンスで将来を期待されるアーティストだった.
その彼女が自らの命を絶ったということが,
彼の中に大きな心の傷として遺されていた.
.
なんと今回,
矢羽々澄子さんと「2人展」をやるというのだ!
これは大きな覚悟が必要となる.
その重みを考えると彼は大きなプレッシャーを
抱えることになるに違いない.
大丈夫かなぁ…とも.
.
しかし今回は,たくさんの人が支えてくれて,
彼の目的に向かってみんなが力を合わせている.
きっと大成功する.
.
そして,
彼女の絵を初めて見たときに思った.
この絵はもっともっと人に見てもらわないといけない.
そして,この作品たちがあるからこそ
画家さんになった後の
ユウスミワタルの絵には命が吹き込まれていた.
この2人展だからこそ,
今回はやる意味があった.
それがわかったから,みんなが力を合わせて,
この展覧会を大成功に導いたのだ.
.
決してこれで心の傷がすべて氷解することではないだろう.
おそらくこれからも時々は「あの時…」ってなる.
それはなる.人間だから.
でも,この絵が多くの人の目に触れると同時に,
彼女の絵がこの世に生み出された意味が形になって,
彼の心のおもりも少しずつ昇華されていくはずだ.
あの時があったからこその今があるのも,
それは間違いない.
.
矢羽々澄子さんの作品はとてもかわいくてステキで,
もう大好きな作品だった.
妻曰く,永田萌さんのような温かさの作品.
.
そして,ユウスミワタルの作品は
そこにさらに鋭角的な鋭さと力を宿した作品.
中には矢羽々澄子さんの魂が宿されている.
これからの進化がますます楽しみになる世界.
きっと,大きく羽ばたく.
.
.
僭越ながら,
ワタクシメりょーすけの歌の一節をいくつか.
あちゃが好きと言ってくれてるのでいいよね.
.
.
ほら空が見える
ほら雲が見える
生きている限りはいつの日か
花が咲く
「ゼラニウム」より
.
目の前の階段の先には青い空
一歩一歩踏みしめて登る
どこまでも続くよ
ずっと登り続けてあの場所に届いても
きっとね階段は続く
先には青い空
「先には青い空」より
.
いつか誰かがふたりの事を
もしも思い返す時が 来るとしたら
琥珀の中で 眠るように
羽根を広げたままの姿で 生きている
羽根を広げたままの姿で 生きている
「琥珀の中の渡り鳥」より
.
.
あの展示会の暖かい余韻に浸りながら,
「ありがとコーヒー」を飲みつつ.
.
追伸.

以前,彼が描いてくれたオレ.
ユウ スミワタルくんと矢羽々澄子さんの
「いのちのひかり展」を最終日に滑り込み!
@銀座てらす
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ユウくんとは,
気がついたら長いお付き合いになっている.
.
よくライブをやっていた2000年代中期,
渋谷のTakeOff7や巣鴨の沖縄料理ハナハナハナ,
などでだいたい月6回ぐらいはやってた.
そんな中で,
月2で出てた大和のライブハウス「Hagin's Bφ」
対バンアーティストとしてユウくんと知り合った.
.
ちゃんと覚えてないんだけれと,
「ファンになりました!」と言ってくれたのかな?
.
以降仲良くなってちょいちょい対バンしたり,
時にはツーマンでライブをやったり.
楽しい音楽活動を続けていきつつ,
彼のいろんな局面を見てきた.
.
その後,
Hagin's Bφが無くなってしまって,
俺もライブをやる回数がぐんと減ってしまって.
お互い一緒にやる機会は減ったんだけど,
ありがたいことにSNSというテクノロジーによって
離れていながらにして繋がっているというか.
.
いろいろありつつも,
ときおり彼の前に進む姿は伝わってきた.
そして企画された今回の展覧会が,
「いのちのひかり展」
.
彼は心に大きな痛みを抱えていた.
これまでも断片的に話を聞いてきたけれども,
彼の最初の恋人だった「矢羽々澄子」さん
彼女はとてもステキな絵を描く画家さんで,
天才的なセンスで将来を期待されるアーティストだった.
その彼女が自らの命を絶ったということが,
彼の中に大きな心の傷として遺されていた.
.
なんと今回,
矢羽々澄子さんと「2人展」をやるというのだ!
これは大きな覚悟が必要となる.
その重みを考えると彼は大きなプレッシャーを
抱えることになるに違いない.
大丈夫かなぁ…とも.
.
しかし今回は,たくさんの人が支えてくれて,
彼の目的に向かってみんなが力を合わせている.
きっと大成功する.
.
そして,
彼女の絵を初めて見たときに思った.
この絵はもっともっと人に見てもらわないといけない.
そして,この作品たちがあるからこそ
画家さんになった後の
ユウスミワタルの絵には命が吹き込まれていた.
この2人展だからこそ,
今回はやる意味があった.
それがわかったから,みんなが力を合わせて,
この展覧会を大成功に導いたのだ.
.
決してこれで心の傷がすべて氷解することではないだろう.
おそらくこれからも時々は「あの時…」ってなる.
それはなる.人間だから.
でも,この絵が多くの人の目に触れると同時に,
彼女の絵がこの世に生み出された意味が形になって,
彼の心のおもりも少しずつ昇華されていくはずだ.
あの時があったからこその今があるのも,
それは間違いない.
.
矢羽々澄子さんの作品はとてもかわいくてステキで,
もう大好きな作品だった.
妻曰く,永田萌さんのような温かさの作品.
.
そして,ユウスミワタルの作品は
そこにさらに鋭角的な鋭さと力を宿した作品.
中には矢羽々澄子さんの魂が宿されている.
これからの進化がますます楽しみになる世界.
きっと,大きく羽ばたく.
.
.
僭越ながら,
ワタクシメりょーすけの歌の一節をいくつか.
あちゃが好きと言ってくれてるのでいいよね.
.
.
ほら空が見える
ほら雲が見える
生きている限りはいつの日か
花が咲く
「ゼラニウム」より
.
目の前の階段の先には青い空
一歩一歩踏みしめて登る
どこまでも続くよ
ずっと登り続けてあの場所に届いても
きっとね階段は続く
先には青い空
「先には青い空」より
.
いつか誰かがふたりの事を
もしも思い返す時が 来るとしたら
琥珀の中で 眠るように
羽根を広げたままの姿で 生きている
羽根を広げたままの姿で 生きている
「琥珀の中の渡り鳥」より
.
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あの展示会の暖かい余韻に浸りながら,
「ありがとコーヒー」を飲みつつ.
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追伸.

以前,彼が描いてくれたオレ.