2019年07月23日
ゲリラ豪雨から身を守る


気象庁高解像度降水ナウキャストおよび
ひまわり8号リアルタイムウェブより.
この積乱雲は京都・滋賀ですが,
全国ぽつぽつと単品の積乱雲がぽこぽこと.
このあともしばらく乱発でポコりそうなので,
ひとつ皆さまお気を付け下さい.
突然の雨に打たれないように,
感覚を研ぎ澄ませて兆しをキャッチ.
「もくもく」
黒い雲が頭上に広がって暗くなってきたぞー
「ゴロゴロ」
どっかで雷鳴が聞こえはじめたぞー
「ひんやり」
なんだか冷たい風が吹いてきたぞー
そんなときはすぐ近くにヤツがいてはります.
そうそのヤツとは「積乱雲」
しっかりとした建物の中へ避難しましょう.
雷について.
雷の音が遠くても頭上に雲が来ていれば,
いきなり落ちる可能性もあります.
雷は常に1カ所で落ちるわけではないのです.
木や電柱のそば,壁のないあずま屋などには
逃げ込まないように.
木なんかよりはるかに人間の方が電気を通しやすいです.
木などに落ちた雷は喜んで近くの人間を選んで
通過します(側撃雷)
木や電柱からは4m以上離れること.
ちゃんとした壁のある建物の中で,
できれば部屋の中央付近に逃げること.
車の中に逃げ込むのは有効です.
ただしドアを閉めてエンジンを切って.
万が一どこにも逃げ込める場所がないときは,
頭を抱えてしゃがみ込んで低い姿勢をとってください.
雷鳴がやんで約20分ほど経過すれば一応危機的状態が回避できた目安です.
雨について
局地的大雨,いわゆる「ゲリラ豪雨」は,
都市部においてしばしば内水氾濫を起こします.
想定を超えた大雨の場合,
地下街の排水能力を超えて浸水してしまうことも.
できたら地下街以外の低くない場所に逃げ込むのが有効.
川の水位も土砂降りでいきなり上がることが.
もし川の周辺で何かしていたのなら
できれば降り出す前の兆しのキャッチで
川から離れた場所に移動しておくことが懸命.
いきなりの水位変化を前にすると人間はあまりに無力です…
ぽこってきたら,
「こんなこともあるねんなぁ」と考えて行動を.
ゲリラ豪雨,
備えていれば,ゲリラじゃない!
Posted by りょーすけ. at 20:00│Comments(0)
│気象